
季節を手仕事で楽しむ
サクラテーブルの梅仕事と丁寧に過ごす時間
慌ただしく過ぎていく毎日の中で、季節の変化に気づく瞬間があります。
木々の色が少し変わったり、風の匂いが変わったり、庭の植物に実がついたり。
岐阜県各務原市、木曽川のほとりにあるSAKURA TABLE(サクラテーブル)でも、自然の移ろいを感じながら日々を過ごしています。
今年も敷地内の梅の木に、たくさんの梅が実りました。
その梅をひとつひとつ収穫し、今年も梅シロップを仕込みました。
敷地内で実った梅を、ひとつひとつ手仕事で
お店で提供するものというと、仕入れた材料を使って作るイメージがあるかもしれません。
でもサクラテーブルのまわりには、季節とともに育つ植物や果実があります。
今年収穫した梅も、そのひとつです。
枝から実を摘み、状態を見ながら選び、一粒ずつ丁寧に仕込んでいきます。
すぐに完成するわけではありません。
時間をかけながら、少しずつ梅の香りや味わいがシロップへと移っていきます。便利なものが増え、何でもすぐ手に入る時代だからこそ、こうして「出来上がるまで待つ時間」も、少し贅沢なもののように感じます。
季節に合わせて暮らすということ
梅仕事は、昔から日本の暮らしの中にあった季節の手仕事です。
梅が実る時期になれば収穫し、夏に向けてシロップや梅干しを仕込む。
カレンダーを見るだけではなく、自然の変化から季節を感じる暮らしです。
サクラテーブルでも、そんな季節感を大切にしています。
春には新しい緑が芽吹き、夏には木々の緑が深くなり、秋にはまた景色が変わっていく。毎日同じように見える場所でも、少し目を向けると、自然は少しずつ変化しています。
その変化を料理や飲み物、店内の雰囲気の中にも取り入れながら、お客様に季節を感じていただけたらと思っています。
手間をかけることも、おいしさのひとつ
梅シロップは、とてもシンプルなものです。
だからこそ、一粒一粒の梅を大切に扱い、ゆっくりと時間をかけて仕込むことが、おいしさにつながります。
効率だけを考えれば、もっと早くできる方法もあるかもしれません。それでも、自分たちの敷地で育った梅を、自分たちの手で収穫し、自分たちで仕込む。その過程も含めて、一杯の飲み物になるまでの物語だと思っています。
「丁寧な暮らし」というと、少し特別なことのように聞こえるかもしれません。
でも実際は、目の前にあるものを少し大切に扱ったり、季節を感じたり、出来上がるまでの時間を楽しんだり。そんな小さなことの積み重ねなのかもしれません。
木曽川の景色と一緒に楽しむ、夏だけの一杯
仕込んだ梅シロップは、現在ゆっくりとおいしさを育てています。
完成したら、暑い季節にぴったりの爽やかな一杯として皆さまに楽しんでいただく予定です。
木曽川の景色を眺めながら、季節の味を楽しむ。
そんな時間も、サクラテーブルで過ごしていただきたいひとときです。各務原でカフェをお探しの際には、メニューだけではなく、その季節ならではの景色や空気にもぜひ目を向けてみてください。
同じ場所でも、訪れる季節によって違った表情があります。
何気ない時間を、少しだけ丁寧に
おいしいものを食べる。
景色を眺める。
誰かとゆっくり話す。
季節の変化に気づく。
特別なことをしなくても、そんな時間を丁寧に過ごすだけで、日常が少し豊かになることがあります。サクラテーブルも、お客様にとってそんな場所でありたいと思っています。
Contact
お問い合わせ
SAKURA TABLE
TEL 058-384-0700
<ランチのご予約>TEL 058-372-6458
岐阜県各務原市鵜沼宝積寺町3-82-2
11:00-17:00(火水休)








